ザカタキ! 第6893号 -ボランティア-

★2024年12月2日(月)t-6893号★

チャオです〜!
おはようございます。

「バックグラウンド」

にてミチオさんです。

昨日は、

岩本神社

の雪囲いや草刈りなどをしました。

岩本町の自治会でそういう役回りになった人たちが、
ボランティアで地区内の公的な場所の維持管理活動を、
定期的に行なっているわけで、
日本各地の神社が、
おしなべて綺麗かつ厳粛に保たれているのは、
その土地に住む人たちが、
それぞれの因習慣習に基づいて、
概ねボランティアで保全活動をしているからだと思われます。

私が生まれ育った坂井市では、

江掘作業

というのがありまして、
稲作を行なっている世帯から誰か一人参加することが、
暗黙の了解となっていて、
祖父も父も参加できない時に、
私が駆り出された思い出があります。

というか坂井市に限らず、
田園地帯に暮らす人たちについて回るボランティア作業は、

江掘作業

の他にもいくつかあった気がします。

日本の田んぼは神との共作

という考え方もあるので、ボランティアというよりも、

「喜んでお役目を引き受ける」

ような意識でいろんな作業に勤しむ人も少なくなくて、
立派だとは思うのですが私はどちらかというと、

「苦役」

だなぁ、と感じてしまうタイプです。

科学が進歩して、
天気や地震のメカニズムが粗方解明され、
風雨や気温に関する予測可能性が格段に向上したのは、
人類の歴史を見渡す時間軸上ではつい最近で、
以前は、

「予測不可能な様々な事象が神と関連づけられていた」

わけで、
各地に土着の祭りや祈りの風習が存在するのは自然なことで、
祭りや祈りの風習を無理のない範囲で継承して、

「自然現象への心理的な謙虚さ」

を維持しようとすることは、
将来世代の持続可能性を高める作用がありそうな気もします。

上記のような田舎特有のボランティア活動に実際に参加してみると、
都市部の生活だけでは実感しにくい、

「自然現象への心理的な謙虚さ」

をじわじわと体感できるような感覚があって、
もしかしたら、

「お金を払ってでもそういう経験をしたい!」

みたいな人も存在しそうな気がしている、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)でございます。

「神社巡り」

が好きな人が、

「神社掃除」

も好きになる確率はゼロではないと思うわけです。

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*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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