ザカタキ! 第6756号 -土地は誰のもの-

★2024年7月18日(木)t-6756号★

チャオです〜!
おはようございます。

「所有する」

ミチオさんです。

「土地の売買が認められている国はどこですか?」

と検索すると、

「個人・法人の土地所有に関する法令は国によって大きく異なる」

ことと、

「外国人に日本国土の所有権を認めている日本の法制度の珍しさ」

が理解できると思います。

我が国の不動産登記制度の沿革について(PDF)

をざっと見てみた感じでは、
1000年以上前から土地の所有に関する概念や、
手続きなどが我が国では決まっていたけれども、
所有権移転の流れを1000年以上遡って確認していくことはほぼ不可能であり、

不動産登記制度が施行・運用された後

に、きっちりと確認できるようになってきた、
と私は大枠で理解しました。

それと、人口密集地域で地価が高い、

「土地の貨幣換算価値が高いとされる場所」

ではそれぞれの人や組織が保有する土地に関する境界線への関心が、
とても高くて、
過疎地域で土地の買い手がつかないような、

「土地の価値が貨幣に換算しにくい場所」

では、
そこで暮らす人の土地に関する境界線への関心が、
相対的に低い、
という傾向もあるように思います。

海に囲まれて、
季節の変化や歴史的建造物と、
自然が織りなす景色に独特の情緒が溢れる、
現在の日本各地の風景を、
後世に長く受け継いでいくためには、

「土地」

に関する取得や利用に際して、

「個人の権利を抑制的に運用するような法整備」

が、今後は重要になっていくのでは?
と個人的には考えています。

低速ジョギングしていると、
近くの靄がかかった山々がやたらと神々しく見える瞬間があるわけです。

外国の人を排斥する気持ちは自分では少ない方だと思っているのですが、
その気になった外国の人が、
ある程度まとまった金額を提示したら、

「あの山々が外国の人の所有物になる」

というのが現行法の運用体制だとしたら、

「いくら何でもそれは違うのでは?」

と感じている、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)なのでした。

もっというと、

「土地ってそもそも誰のものでもないのでは?」

とすら思えてくるわけです。

+---
*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
Copyright(C) 2024 TAKIPAPER
-+-

月別アーカイブ

カテゴリ別アーカイブ

top
top