ザカタキ! 第7152号 -言論移り変わり-

★2025年8月19日(火)t-7152号★

チャオです〜!
おはようございます。

「行く末は」

ミチオさんです。

文藝春秋PLUS 昭和天皇の戦争責任を考える

と、

昭和一桁世代の論客の方々の討論番組

を連続的に動画で見ました。

我が国における戦争とか天皇制に関する考え方は、
戦後、時間の経過とともに、
学術的には洗練され巧緻になりある程度収斂されてきているように、
個人的には感じています。

ただ、42年前の番組で、
戦争や空襲に生身で巻き込まれた人たちが語る時の、

「気迫や迫力」

は、

「知性とか博識を超えた何か」

を伝えようとしているようにも思えます。

また、42年前、
日本が戦後復興を果たして絶頂期を迎えた、
と現在は多くの人が認識している時期においても、

「社会や体制に対する強い問題意識が渦巻いていた」

という意味では、
今とさして変化はないのかも?
と考えたりもします。

「教えているようで教わっている」
「教えている立場なはずなのに教えられている」

ような話が私は好きで、
戦争とか皇室についても、
親子や近い関係性の人たちの中で、
意見を交換し合うような機会を増やすことが、
日本という共同体をより平和な体制へと導く、
具体的な足がかりだと漠然と感じています。

この先、私や私の家族、
会社や社会の成り行きや行く末は、
どうなるか分かりませんし、
自分の行動が及ぼす影響というのは、
かなり限定的であろう、とは思います。

けれども、

「他者への良い寄り添い方」

というのは、
ある程度具体的に確立されているので、
そういうことを手や目の届く範囲で地道に実践していけば、

「それなりにどうにかなるはず」

という、漠然とした楽観を抱いてもいます。

42年前は、

「校内暴力や家庭内暴力」

の全盛期で、現在の

「虐待やネグレクトが問題視されている状況」

とは、かなり違って感じられるものの、

「良い子育て」

の具体策を社会的に共有できていないことは、
通底する問題なのかも知れません。

「良い子育て」

を具体的に実践し、

「共同体が共有する教養を融通し蓄積し続ける体制を確立するために情報通信技術を駆使する」

ような取り組みに、
予算や人員やエネルギーを集中することが大事だと、
個人的には考えている、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)でございます。

個人の資産を増やすよりも、
個人や共同体の教養を高める方が、

「共同体全体に与える効用は高くて深いのでは?」

という立場です。

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*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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カテゴリ:社会

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