ザカタキ! 第6734号 -一字一句-

★2024年6月26日(水)t-6734号★

チャオです〜!
おはようございます。

「説明」

する、ミチオさんです。

「説明」

は、生きる上でどんな人であっても、
する必要に迫られる行為ですよね。

鈴木ジェロニモさんの説明の話

を聞いていて、

「言い表すことの難しさと面白さ」

を感じました。

例えば一口に、

「カツ丼」

と言っても、
カツがロースなのかヒレなのか、
卵カツ丼なのかソースカツ丼なのか、
卵カツ丼だとしたら、
カツは卵と一緒に煮るタイプか又は、
揚げたてのカツをご飯に乗せて、
その上から半熟とき卵をかけるタイプか、
とき卵にしても、
かなりかき混ぜるのか、ほとんどかき混ぜないのか、
とか、
砂糖の甘みが強いタイプか出汁の旨味が勝つタイプか、
ネギや玉ねぎを一緒に混ぜるか否か、
などなど、

「豊富な種類」

に満ちているわけです。

ちなみに私は、

「ロースの卵カツ丼」

で、

「玉ねぎスライス入りで数回かき混ぜたとき卵をさっと煮立てました」

のを、

「揚げたてのカツにフワっと乗せた」

感じで、出来ればご飯は少なめなものを好み、
砂糖の甘味は限りなく控え目な方が良いです。

そうやって個人の好みを細分化していって、
それぞれの人の好みを比べたり擦り合わせたりしているうちに、

「共感」

が芽生えたり、

「センスの隔たり」

を感じたりするんだろうなぁ、と思いました。

だから、

「カツ丼」

と私が発した言葉は、
上記のような物体を理想として発せられているものの、
その言葉を聞いたある人は、

「甘いソースがドブ浸かりしたヒレカツ丼」

をイメージする可能性もあるわけで、
そういった二極化的可能性をも上手に取り込んだ言語表現が、

「説明の巧みさ」

ということなんだろうと考えます。

ただ、
とにかく詳細に多量の言葉を並び立てたからといって、

「上手な説明には程遠い」

わけで、
相手と自分のセンスの距離感を推し量りながら言葉を発しつつも、
時には思い切った飛躍的な物言いが飛び出すみたいな、
そういう言語的なコミュニケーションが、
個人的には好みである、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)でございます。

「素敵な喋りの人はきっと優しい」

というのが、個人的に大事にしている仮説です。

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*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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