ザカタキ! 第6572号 -学力とは-

★2024年1月16日(火)t-6572号★

チャオです〜!
おはようございます。

「学校から」

ミチオさんです。

昨日の、

「智朗(ともろう)」

の誕生日に、支援学校の先生が、

「家庭訪問」

にやって来て、

「クラスメートのお祝いメッセージ動画と手紙」

を披露してくれました。

私もたまたま居合わせまして、
とても温かい気持ちになりました。

愛息が通う支援学校はたまたま家から遠くない場所にあって、
先生の数と生徒の数があまり変わらない感じなので、
そういう対応をしてくれたんだと思いますが、
ミチーム全員、とても嬉しかったです。

普通の公立の小学校では、

「誕生日を祝いあうイベント」

が学級内で催されることはほとんど無いと思いますし、改めて

「支援学校の素敵さ」

に触れた気がしました。

学校は学力と体力を育み、
集団生活の中で自分なりの社会性を見出して、
将来にわたって生きていくための

「人としての土台を形作る」

ような機能が根本となる存在意義だと僕は思います。

公立の小学校と支援学校とでは、
運営スタイルをはじめとして様々な違いがあるのは、

「そこで学ぶ人への社会的な期待像が異なる」

ことが、良くも悪くも原因としてあると思うんですが、

「誕生」

という一人の一生で一回しかないイベントを、
讃えあう習慣は、
個人的にはもっと広まって欲しいと常日頃から感じています。

学校ってそもそも、

「人が幸せになるために行く場所」

だと思います。

私の経験では学校生活の興味の半分くらいは、

「ペーパーテストの良し悪し」

に注がれていて、
中学校では高校に行くためのペーパーテスト対策、
高校では大学に行くためのペーパーテスト対策、
大学では社会人になるための振る舞い方対策、
が大きな関心事項でした。

現在の日本の18歳の人口は100万人ほどで、
そのうち大学の共通テストの受験者数は約50万人です。

小学校、中学校に通っても、
約半数の人は大学を受験すらしない、
という状況が推察され、
また、仮に大学に合格したとしても、
その先の人生がどうなるかは全く不明瞭なことを考えると、

「将来のために直前のペーパーテストの対策をする」

みたいなことより、学校に通う時間の中で、

「それぞれの人が幸せを実感できる時間を増やす」

工夫や施策をより充実させた方が、
社会的な効用は大きい気が益々している、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)なのでした。

簡単に変えたり変わったりできることでもない、
とも思うんですけれども。

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何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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