ザカタキ! 第6209号 -適正距離-

★2023年1月18日(水)t-6209号★

チャオです〜!
おはようございます。

「付かず離れず」

ミチオさんです。

昨日、

クローズアップ現代で日本の家は寒い

という話をやっていて、
愛息は畳の上に毛布を敷いて横たわっている時間が長く、
暖気は室内でも上層に滞留するわけで、

「同じ室内にいても愛息が感じている温度は私よりも低い」

ということを、
分かりやすく説明された気がしました。

私が子供の頃を過ごした実家は木造で、
なんなら隙間風も少し入ってくるくらいでしたが、
木製の外壁の内側には廊下があって、
障子や襖の扉で更に空気が仕切られた部屋の中には、

「こたつ」

があって、家にいる時は、

「ほとんどこたつの中で過ごした」

ということを思い出しました。

私も弟もこたつに入る際の定位置が決まっていて、
二人で、

ファミスタ

とかをしていると、
仕事から帰ってきた父親や祖父が、
こたつに割り込んでこようとして、

「あっち行ってや!」

とかクソ生意気なことを口走ったりしたことは、
今となると、
あまりよろしくなかったなぁ、と思ったりもしています。

祖父や父はきっと、

「こたつに入ってあったまりたい」

ということよりも、

「愛しい子供の温度を確かめたい」

という気持ちが大きかったのでは?と、
50歳近くになった当時の子供である私は、
しみじみと感じています。

私の親よりも若い方や、
私の年齢に近い方が亡くなる報道に触れますと、

「近親者と触れ合える回数はそもそも限られている」

ということを思うわけでして、まあ、

「ビールを飲み過ぎるなよ!」

とかの指摘を受けてイラっとする場合もありますけど、
そういう、

「イラっとする瞬間をも味わう」

くらいの気持ちで近親者と接したい、
と思い始めている、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)なのでした。

とは言っても、

「四六時中べったり介護」

したりは絶対出来ないと思うんですけどねぇ…。


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