ザカタキ! 第4042号 -啀み合い-

★2017年1月21日(土)t-4042号★

チャオです〜!
こんばんわ。

「敵意」

を持ってるミチオさんです。

「敵意むき出し」

みたいな人達が、
インタビューを受けてる場面を、
このところよく見かけるようになった気がします。

「トランプさん」

の打ち出している方針に対する賛否とか、
いわゆる

少女像

問題への印象とか、
アメリカや日本や韓国の街頭における、

「街の声」

というのは、
声を荒げ気味に敵意をあらわにしながら喋っている人の映像が、
少なからず流れていますよね。

少女像に関しては、
そもそも19世紀末から20世紀中頃にかけて、

「呼ばれてもいないのにノコノコ朝鮮半島にやって来て、
偉そうに振る舞っていた日本人への現地の人の積年の恨み」

という、
大きな背景が日本ではあまり語られていないのが、
個人的には問題であると思います。

私は日本人なので、
日本が普通に好きですし、
祖国に誇りを感じていますが、
もし韓国に生まれていたら、
韓国が普通に好きで、
祖国に誇りを感じていたはずです。

例えば、
アメリカ人が街頭インタビューで、

「原爆投下は戦争を終わらせるために仕方なかった」

と応える映像が流れたら、日本人はきっと

「なんだとー!ふざけるな!」

という印象を持つでしょうし、
私もなめんなよ!と思います。

でも、インタビューに応えた人は、

「原爆投下がもたらした惨状」

を知らないんだと思います。

アメリカの教科書には、もしかしたら

「真珠湾に日本が奇襲をしかけた」

の記載はあっても、

「広島と長崎に原爆を投下した」

の記述は無いのかも知れません。

それと同じように、日本の教科書に、

「東学党の乱」

とか、

「韓国併合」

などの、お題目的な表記はあっても、

「現地で何が行われどんな状況だったか」

については、触れられていません。

韓国の教科書では、

「日本軍が呼ばれても無いのにやって来て、
そこら中をメッタメタにした挙げ句、我が物顔でのさばった」

みたいな事が書かれていて、
先祖からもそういう風に聞かされていて、
そして結局のところ、実情は、

「当たらずしも遠からず」

なんだと個人的には思っています。

私は韓国側の言い分が、
全て正しいと言っているのではございません。

現在の国際的なルールに照らし合わせて、
日本が毅然とした態度を取ることは、
日本国を守るために大事です。

ただ、韓国の人達が怒っている

「理由を見極める」

ことは、
日本人にとって極めて重要だと思います。

未来の子供達や孫達の平和のために、
日本人が今出来ることは、

「少女像」

に着目することではなく、
近代日本が近隣国へ植民地的支配を仕掛ける引き金となった、

甲午農民戦争

等の歴史的事実を勉強し直すことだと思うわけで、
友人の蔡光浩氏がやっている、

「東学農民革命」クラウドファンディング

を今一度、改めて告知させて頂く、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)でございます。

理解の輪が、
国境や帰属意識の枠組みを超えて行くことを、
切に望みます!


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*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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