★2017年1月17日(火)t-4038号★
チャオです〜!
こんばんわ。
「噛み合わせ」
なミチオさんです。
ミチームで取り組んでいる愛息、
「智朗(ともろう)」
のリハビリプログラムのレクチャーを受けるため、
ただいま東京滞在中です。
日本だけでなく、東南アジアの国々の、
障害を抱えるお子さんをお持ちのご家族が、
一堂に会しているんですが、気のせいか、
レクチャーを受けている日本人のご家族の割合が、
減って来ている印象を受けています。
日本の公的な療育機関でも、
「リハビリテーション」
は日常的に行われているので、
「何でそれを利用しないの?」
と疑問に思われる方がいらっしゃると思いますので、
説明を試みます。
日本の療育機関に真面目に指示通り通った経験もあるのですが、
「機能回復が見込めない気がする」
からであります。
障害と一口に言っても、物凄く多様で、
多岐にわたって色んな不自由があるお子さん達に、
それぞれに適した機能回復のためのリハビリを、
限られた人員で行うことは、そもそも無理があります。
「障害は○○チャンの個性ですからありのまま受け止めましょう」
的な耳障りの良い言葉によって、
幼少期からとても温かく受け入れてくれますけど、
機能回復を目指した訓練に費やされる時間は、
それほど多くなく、結果として
「当事者や家族が障害の回復を時間をかけて諦める」
方向に誘導しているような気がしてしまうのです。
「障害を受容する」
という言葉がありますけど、
日本においてその言葉は大抵、
「障害が回復することを時間をかけて諦める」
と似たような意味合いで使われている気がします。
なので療育機関が悪いということではなく、
我々が目指したいあり方は、
あそこには無いな...、と思っている次第です。
我々が取り組んでいる、
の脳障害に対する考え方や、
機能回復のためのやり方が、
日本の公的機関でも取り入れられていけば、
一番良いのだろうけど...、と思えて仕方が無い、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)でございます。
若干、愚痴みたいになっちゃいました...。
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*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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