ザカタキ! 第6694号 -心配ごと-

★2024年5月17日(金)t-6694号★

チャオです〜!
おはようございます。

「元々なかった」

ミチオさんです。

原材料価格高騰に伴う、
市中の物品価格の値上がり基調を憂う的なインタビュー映像を、
テレビのニュース番組で見かけまして、

「年金暮らしなのでやりくりが大変」

と初老の女性がおっしゃっていました。

もちろんご本人にとっての正直な感想だとは思います。

日本の年金制度は、

1942年に始まった

とされています。

世界の年金事情比較

では、日本は真ん中よりも下位ですけど、
世界人口の65%をカバーした統計資料であり、
未だに年金制度自体がない国だってあるわけです。

100年前くらいまでは、
70歳くらいまで生きる人は珍しく、
この100年の間に、
平均的な人間の寿命がかなり伸びて、
いろんな国や地域で、
公的・私的な年金制度が徐々に整備されてきたという構造が、
何となく推察できるわけで、
時系列と各国の状況を冷静に観察すると、

「年金暮らしできること自体が恵まれていると言えるのでは?」

というのが個人的な分析です。

正直にインタビューに答えた人をどうのこうの言うつもりはないですが、
あのインタビュー映像の選択や放送に関わった人たちは、
上記のような年金にまつわる構造をあらかた理解していると思うんですよね。

「巷の心配や不安の声」

って、別に不安や心配をしてない人にも、
ネガティブな影響をなかなかに与えそうであり、
そういうインタビュー映像が日常茶飯事的なものとなった昨今、

「巷の心配や不安の声を一切放送しないキャンペーン期間も必要なのでは?」

と個人的には感じている、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)でございます。

「人の心配事はメシのタネになる」

という構造的理解も大事なのかも?
と思っています。

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*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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