ザカタキ! 第6478号 -牛●龱-

★2023年10月14日(土)t-6478号★

チャオです〜!
おはようございます。

「牛肉」

ではない、ミチオさんです。

修学旅行2日目の昨日、愛息

「智朗(ともろう)」

は、

福井県立恐竜博物館

にて、先生の協力のもと、

「トリケラトプス」

のフィギュアをお土産に買ってきてくれました。

その数時間前に、
私はお客様をお連れして、

「永平寺町にあるとある歴史的建造物」

を訪れておりました。

年月の経過の重みが伝わってくる厳かな木造建築で、
入口の照明の暗さゆえ、
休業日かと勘違いしましたが、
含蓄と味わいが溢れる引き戸を開けて入ってみると、

「通常営業中」

でした。そしてその引き戸の脇に、

「牛●龱」

と書かれた、古くて厚い木の板がぶら下がってまして、
思わず店員さんに、

「この牛肉ってなんすか??」

と聞いてみたら、

「右側から読む」

「龱は田である」

「牛は鳴き声」

というヒントをいただいて、やっと

「タのモ〜」

と読むことが判明しました。

昔の人は、

「牛●龱」

の●の部分を近くに置いてあった木槌で叩いて、

「ドアベル」

としていたことがなんとも滑稽で、

「タのモ〜」

と言いながら木槌で●を叩く動作を3連続くらいしてしまいました。

同行したお客様が、

「あの人あれで50歳なんです、スイマセン」

と苦笑しながらお詫びしてくれていたことも含めて、
かなり楽しかったです。

家屋の引き戸を開けて入った土間に、

「牛●龱」

があると言うことは、

「引き戸が開く場合は開けて中に入って構わない」

と言うことを、

「暗黙ながら表現するデザインと導線設計」

であって、

「過去の福井県民の侘び寂び的センスの魅力」

に触れた気がした、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)でございます。

(井)ー

は、

「かっこいい」

と読む、など色々と妄想が広がりました…。

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何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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