ザカタキ! 第6409号 -苔その後-

★2023年8月6日(日)t-6409号★

チャオです〜!
おはようございます。

「乾いて」

ミチオさんです。

朝の5時過ぎに、
会社の工場の水道水を出しに行ったんですが、
蛇口を開いた後、

「少なくとも2分間以上はお湯」

が出続けていました。

晴天で暑い日が続いているので、
地中の温度も昼夜を通して、
かなり高温のまま推移しているということでしょう。

自宅付近に生えていた、

「苔」

を、

横たえた石柱の周囲に移植

した直後から、

「猛暑日が二週間続いている」

ので、
なんだか苔に対して申し訳ないことをしてしまった気がしていて、
インターネットの情報などを参考にして、
たまに水をかけています。

苔に注目し出して初めて気がついたのは、

「苔は生きてるのか死んでるのか分かりづらい」

ということです。

改めて生活空間の周囲を見渡すと、
移植した場所よりも、
はるかに乾いた場所にしぶとく佇んでいる、

「赤茶けた苔」

もありますし、
移植した苔を触ると、
弾力に生命力を感じますので、
多分、生きているんだろうとは思ってます。

そういう事情もあって、
自宅玄関付近にある石柱と苔に、
当初の思惑以上の思い入れを感じるようになってきた今日この頃です。

「苔と石」

はどこにでもあって、
誰にでも入手可能なものだと思いますが、
こういう物体に、
趣や楽しさや親しみを見出してきた、
先達の感覚がやっと少し分かってきた気がします。

「苔と石」

は、誰かが動かしたり、
とんでもない天変地異がない限り、

「人の寿命を遥かに超えてひっそりとその場所に在る」

わけです。

「苔と石」

を眺めていますと、
意図的にその場所に据えた人に対して、

「貴方はこの石と苔をいつまでこの場所に安置できますかね?」

という問いを、
静かに発しているような気がしてくる、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)でございます。

「苔と石は管理者の存在意義を物語る」

というのが現時点での仮説です。


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何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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