★2023年7月31日(月)t-6403号★
チャオです〜!
おはようございます。
「標準的」
に、ミチオさんです。
「日本における脳性麻痺の標準治療(巨大なPDFへのリンクです)」
がありまして、
ミチームが今回神戸で指導を受けたのは、
ですので、
少なくとも日本の標準治療ではなく、
しかも東西冷戦期に遡ると、
西側ではなく東側にルーツのある治療法でございます。
「標準治療」
と日本でグーグル検索をすると、
標準治療とは、科学的根拠(エビデンス:あるテーマに関する試験や調査などの研究結果から導かれた、科学的な裏付け)に基づいた観点で、現在利用できる「最良の治療」であることが示され、多くの患者に行われることが推奨される治療のことをいいます。
と出てきます。
ただし、例えば
「癌」
に対する日本における標準治療は、最良の治療に近いと思いますが、
「終末期」
に対する日本における標準治療は、未だ議論がまとまらない状況にある、
というのが個人的な見解であり、
グーグル検索結果を短絡的に理解して、
「標準治療=最良の治療」
と考えるのは、
「初手から間違っている」
と私は考えています。
治療法は人の文明の進展と、
命に関する考え方の変化によって、
「時間経過につれてアップデートが繰り返されていく」
ものなので、
「最良の治療」
というのは、
「静的なものというよりは動的なもの」
だと思います。その一方で
「標準治療」
というのは、
共同体の人たちの中で多くの理解を得るとともに、
その療法へのアクセスが共同体の多くの人に開かれるために、
「共同体内に多数の利害関係者」
が出現することによって確立されるので、
少なくとも日本における標準治療というものは、
「まあまあ静的な要素が多い」
と思うわけです。
共同体を構成する人員の数や、
その人たちの考え方の傾向によって、
最良の治療と共同体内の標準治療との間にある距離は、
大きく左右されてしまいます。
直接的な表現をなるべく避けるために、
かなりフワッとした表記をせざるを得ないのが我ながら情けないですが、
「我々ミチームも日本の標準治療にとても依存している」
のも事実です。
というわけで、
「最良の治療」
の恩恵を、
気持ち良く受けようと思っても、
実際のところ色んなハードルがございます、
とだけはお伝えしておきたくなった、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)でございます。
とは言っても我々はマイペースで頑張ります。
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*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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