ザカタキ! 第5309号 -天寿とは-

★2020年7月23日(木)t-5309号★

チャオです〜!
こんばんは。

「するかしないか」

でミチオさんです。

天寿を全うする

と言う言葉がありますが、

「天から授かった寿命」

は、

「医学や社会的事情によって変化する」

という側面も多分にあると思います。

もし愛息、

「智朗(ともろう)」

が30年前に生まれていたとしたら、
手術の途中で絶命したり、
そもそも手術をしていなかったかも知れず、
また、その他のいろんな難病についても、

「命が助かる確率は上がっている」

と思います。

でも、とは言っても、

「死なない程度に生きている」

というと言葉が良くないですが、

「延命が生活の質の向上と必ずしも結びつかない」

という状況も散見されるわけで、

「寿命を生き尽くす」

というのは具体的にどういうことか?
という問いには千差万別、
人それぞれの考え方があり得ると感じます。

苦痛を伴う闘病に疲れ果て先行きに絶望して、

「死の瞬間に救いを見出す当事者の気持ち」

は私はとても理解できます。

ただ、当事者の死ぬ権利を尊重しようとすれば、
誰かが他者を殺す権利を助長する結果に繋がるとも考えられます。

「智朗(ともろう)」

が大きくなって、

「お父さん、やっぱり僕は死にたい」

と本人が心から願った時に、

「私にできることって一体なんだろう?」

ということをジワジワと考えずには居られないニュースに触れて、

「寿命を生き尽くしてる度合い」

が第三者によって数値的に明示される仕組みができると、
また話は変わってくるのかなぁ…、なんてことを思う、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)なのでした。

「ミチームはどこに向かっているのか?」

ということを、
改めて考えることもまた大事なんだと思うんですけどね…。


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何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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