ザカタキ! 第7191号 -重度の受け止め-

★2025年9月27日(土)t-7191号★

チャオです〜!
おはようございます。

「重度とは?」

ミチオさんです。

愛息、

「智朗(ともろう)」

が病室の中で徐々に元気を取り戻してきた様子で、
私はとても嬉しいのですが、
生まれてからずっと、
不自由とままならなさを感じ続けながら懸命に生きている愛息でして、
これ以上の環境を用意することも準備することもできないことを、
とても申し訳なく思い続けてもいます。

妻のお腹の中にいた時、
愛息の重度の心臓奇形を検出した病院では、
乳幼児には

「可塑性」

があるので、
乳児期に大きな手術をしても、
一般の子供としての成長に段々と追いついていくと説明されました。

出産が近くなり、
より高次の病院における経験のある医師の説明では、

「重症」

であることは事実なので経験則としては、

「手術が成功し順調に成長したとしても5割くらいのお子さんは何らかの不自由を抱えている」

とのことで、

「お?!話が変わってきたな…」

と思いました。

生後2ヶ月で、

ノーウッド手術

を受け、手術は成功したものの、
術後数日して集中治療室で切開部分の激痛に、

「啼泣」

したことで、

「心停止」

しました。

「心臓が止まってしまうほどの痛さによる泣きわめき」

がどのようなものか?は私には想像がつきませんが、
医療スタッフの懸命な蘇生術で助かったものの、

低酸素性虚血性脳症

を抱えることになり、
心臓と脳に大きな不安を備えつつ、
不自由な中でも意思表示の方法を少しずつ編み出しながら、
生き続けている愛息です。

率直に、

「偉大」

だと思いますし、私にとっての

「喜び」

を生み出し続けてくれていて激しく誇りに思ってます。

でも、本人の立場になって考えると、

「もっと楽に生きたかったなぁ…」

と感じているに違いない、とも思うわけです。

「重症を甘く見てはいけない!」

ということを実感を持って重く受け止めている、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)でございます。

でも、
前を向いてムスッとしながら立ち上がる、そんな

「ミチーム」

でありたい、とも思います。

+---
*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
Copyright(C) 2025 TAKIPAPER
-

カテゴリ:ともろう, 社会

月別アーカイブ

カテゴリ別アーカイブ

top
top