ザカタキ! 第6818号 -内と外-

★2024年9月18日(水)t-6818号★

チャオです〜!
おはようございます。

「ロックスター」

ではない、ミチオさんです。

昨日は急遽、

「南米の陶芸家集団」

の人たちが弊社工場にやってきました。

メキシコとアルゼンチンの人たちだと伝え聞いてましたが、
片言の受験英語とボディランゲージとスマホの翻訳機能を織り交ぜて、
勢いに任せた私の説明がそれなりに通じた気がするのは、
一人だけ英語を話せる人が、
私の身振り手振り口ぶりを上手かつ丁寧に、
他の人に通訳してくれたからだと思います。

「ペーパーロックスター」

と別れ際に言われて、
かなり浮かれ気分になってしまいました。

家に帰ると、

「浴室にカエルが鎮座」

していて、妻が、

「ギエぁ〜」

みたいな声にならない大声を出して私を呼ぶので、
カエルさんをつまんで窓から屋外に放ったわけです。

ロックスターというより、
小動物放出係と呼ばれた方が、
地に足が着いた安定感を感じる私です。

それにしても、
田んぼに囲まれてますので、

「家の周りはカエルだらけ」

なのは自明なのに、

「家の中にいるカエルを排除したくなるのはなぜ??」

ということを妻に問いかけたところ、

「自分の生活領域の中にカエルが存在するのが嫌!」

ということなので、

「生活領域とは何?」

と更に投げかけましたら、

「家の壁の中」

ということでした。だから、

「窓ガラスの外側にカエルがへばりついているのは気にならない」

のだそうです。

確かに私も同じように、

「ここまではいいけどそれ以上はダメよ!」

的な、

「内と外を分け隔てる境界感覚」

を持っているわけで、
考えてみるとなんだか不思議です。

アフリカのザンビアのエンフエ村の滞在施設で、
ワイルドなゴキブリを相当数室内に視認してしまい、

「ゴキブリは存在してしない!」

と自己暗示をかけながら蚊帳の中で寝ようとしたけど、
ほとんど一睡もできなかった、と、
私よりもだいぶ若い同行者が語っていたことも思い出しました。

例えばキャンプなど、
野営をせざるを得ない状況で、
自分のテントの中にカエルがいても、
もしかしたらそのまま放置するかも知れませんが、
ゴキブリだったら外へ追い出すだろうとも思います。

「カエルは良いけどゴキブリはダメ!」

という自分の判断基準も、
考えてみると曖昧で説得力に欠ける気がしないでもない、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)なのでした。

家屋が外の界隈とどのように遮蔽、遮断されているか?は、
暮らす人の心構えを投影している気もしました。

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*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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