ザカタキ! 第6741号 -蛍の明滅-

★2024年7月3日(水)t-6741号★

チャオです〜!
おはようございます。

「グー!」

を出すミチオさんです。

下手の横好き、と言いますか、

「俳句」

を自分で作ったりすることは皆無なのですが、

NHK俳句

は毎週見ていて、近頃は、

中西アルノ

さんが絶妙な存在感を発揮している気がしてます。

そして、

糸井重里さんと夏井いつきさんの対談記事

もとても興味深く読みました。その中で、

じゃんけんで負けて蛍に生まれたの

という句の存在を、
恥ずかしながら初めて知りまして、
言葉の並びと取捨選択、語感、リズムの取り合わせによる、

「相互作用の深淵さ」

にただただ呆然となってしまいました。

「じゃんけん」

「負ける」

「蛍」

「生まれたの」

の羅列には、
人の世の無常、偶然性、命の輝きの美しさと儚さなどなどの、

「語感的印象」

と、蛍の光が飛び交いながら明滅する光景の、

「視覚的印象」

の相互補完的作用がもたらす余韻を感じます。

尚且つ、人間に限らない生物の生と死の応酬を想起させつつ、

蛍の光

という楽曲がなんとなく聞こえてくる、

「聴覚的印象」

も加わって、それでも最終的には、

「あっけらかんと軽やかに着地する感じ」

が、しみじみと心地よくも趣深くもあり、

「野趣に富む生命賛歌」

だと個人的には感じました。

日常を彩り豊かに趣深く、
楽しく過ごすための具体的な工夫が、

「俳句をよむ」

という行為なんだなぁ、と今更ながら理解した、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)でございます。

検索したら、

越前市俳句連盟

というのが出てきたんですが、
リアルな句会は、やっぱりちょっとハードルが高く感じられる私です。

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*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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