ザカタキ! 第6738号 -ハイコン開墾-

★2024年6月30日(日)t-6738号★

チャオです〜!
おはようございます。

「ハイコンテクスト」

で、ミチオさんです。

伝統的なものづくりの現場や、
田舎で生活する上での様々な場面で、

「そんなのわざわざ言われなくても分かるだろ!」

という意味合いの言葉が発せられる機会は割と多いと思います。

その場合、
新規参入で一般的な仕事に携わる経験が長かった人ほど、
少なくとも心の中では、

「いやいやもっと具体的な指示が必要だろ!」

と感じるはずです。

日本ではもともと、

「暗黙の了解・以心伝心・阿吽の呼吸」

などなど、いろんな言葉で表現することができる、

ハイコンテクストカルチャー

が浸透している状況であり、
例えば都市部から田舎へ普段の生活の舞台を移したら、
更にその度合いが増すわけです。

4年目の移住者語る「田舎のルール」に今感じる事

は、個人的にとても合点が行く記事でした。

人口密集地域では、
共同体維持運営に関わるハード・ソフト両面の諸々の負担が、
一個人に降りてくる事が珍しいと思いますが、
限られた人しか生活していない地域では、
諸々の雑務をそれぞれの人が負担しないと、
地域全体の人たちの生活に具体的な支障が出てくる、
という事実は存在するわけです。

「ハイコンテクストな意思疎通」

と、

「豊富な語彙による言語表現」

の両方に長けた、

「コミュニケーションに熟達した通訳者」

が、立場や背景が異なる人たちの間に入って、

「潤滑油として機能」

する事が、
洋の内外、田舎と都会、男と女、親と子、嫁と姑などなど、

「一般的には存在するとされる様々な境界線」

を軽やかに溶かしていく手がかりなのでは?
と、先日、東吉野村で見聞きした事を思い返しながら感じている、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)なのでした。

「それぞれの先入観を開墾する」

みたいな心意気を多くの人が持てたら、
社会的な開拓の余地はまだまだ広いのかも知れません。

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*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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