ザカタキ! 第6414号 -針穴通し-

★2023年8月11日(金)t-6414号★

チャオです〜!
おはようございます。

「繊細」

ではない感じのミチオさんです。

昨日は、漁網やペットボトルを再利用した細い繊維で、

「とても特殊な織物」

を生産している、
福井県内の工場を見学させていただきました。

ご縁が重なって実現した見学でして、
とても小さな穴にとても細い繊維を通したり、
その細い繊維の並び順を手作業で微調整したり、

「非常に繊細な仕事」

を、

「熟練した若者」

が真剣に取り組んでいる姿がとても印象的でした。

機械を動かすための上記のような前準備作業に二時間かかり、
その後数時間機械を動かし、
また繊細な前準備作業を行う、のを繰り返す、
という話を伺って激しく感服しました。

織物と編み物の違い

も上手に説明ができない私ですが、

福井産地は繊維版シリコンバレー

と呼ばれたりもするらしいです。

稲作も元をたどれば、

「田植えも稲刈りも手作業」

だったことを思い出しました。

実家が農家でしたので、
田植え機やコンバインが行き届かなかった場所に、
手で苗を植えたり、刈ったりの経験はあります。

まあ、小学校とかで、
大勢の作業者を投入して手作業するんだったらまだしも、

「数人で田んぼ全体カバーした手作業をする」

なんてことは、
基本的には誰もやらないし、
やりたがらないと思いますが、
昔の人はそういう、

「地味で繊細で根気強い仕事をするのが普通」

だったわけです。

なんだか、

「仕事の原点」

みたいなことを考えさせられた、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)でございます。

「余韻が長続きする感動」

に浸っています。


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何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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