ザカタキ! 第5036号 -ヒリヒリ感-

★2019年10月24日(木)t-5036号★

チャオです〜!
こんばんは。

「ピリつく」

ミチオさんです。

和紙に限らず、

「紙に印刷する」

という工程を仕事の一部としている弊社です。

紙に薬品を塗工して、
表面の強度と平滑度を向上させた紙を、

「コート紙」

と呼び、そうではない紙を、

「非コート紙」

と呼ぶ、というような分類がある中で、
機械漉きも含む大方の和紙は、

「非コート紙」

です。

コート紙で再現された加工サンプルの仕上がりを、
非コート紙で目指す場合、
インク等の加工薬品が紙に染み込みやすく、
目指す仕上がりになかなか近付かない、
という状況がたびたび訪れるわけで、
今もまさにそういった状況を体験中です。

物性のちょっとした誤差の組み合わせが、
結果として光沢感や色調に始まり、
肌触りといった質感に至るまで、
人間がモノを認識する印象を、
大きく左右するということを実感すると同時に、
刻々と迫り来る

「タイムリミット」

が、

「ヒリヒリ感を盛り上げて」

くれる次第です。

ご協力いただける印刷会社さんの機動力に感謝しつつ、
まだまだ予断は許されない感じの、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)でございます。

「言われた通りにやったらこんなになっちゃいました…」

というようなレベルより、
上の仕事を目指しているつもりです。


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*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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