ザカタキ! 第3918号 -無力-

★2016年9月19日(月)t-3918号★

チャオです〜!
こんばんわ。

「何も出来ない」

ミチビッチです。

成人式の直前に交通事故に遭って、
全身が全く動かなくなってしまい、
今は自宅で療養を続けている、
若い女の子が我が家の至近距離に居て、
以前から我が家と交流のあるご家族でして、愛息

「智朗(ともろう)」

の要望により今日は、

「ミチーム」

でそのお宅にお邪魔させて頂きました。

身体だけでなく眼球の動きも微かなので、
明確な意思の疎通方法は無いんですが、
瞬きの回数や、
微妙な表情の変化によって、

「意思を伝えようとしている」

ということは、ヒシヒシ伝わってきまして、

「智朗(ともろう)」

は文字盤で、

「一緒に良くなりたい」

と気持ちを表現していました。

帰り際に女の子の目から涙が出てきて、
我々への感謝の涙か、
はたまた身体を動かしたくても、
どうにも動かない悔し涙かは分かりませんでしたが、

「懸命に生きている」

ということが感じられ、
自分の無力さを改めて思った次第です。

パラリンピックで躍動するような人も居れば、
介助者の手を借りても、
どうにも動けない人も居るわけです。

障害や認知症を抱える人の世話は、

「家族の使命」

という風な、共通認識が日本では形成されていますけど、
地域や近い年代の人達が、
その人や家族全体を緩やかに支えるような仕組みを、
もっと豊かにして行く必要性を痛感した、
タキペーパーダイレクト店長、
プレドラグ・ミチビッチでございます。

公的機関に期待する気持ちもありつつ、
周囲の人が、

「思い切って一歩踏み込んで支える」

ような態度も必要なんだろうと思った次第です。


+---
*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
Copyright(C) 2016 TAKIPAPER
-+-

月別アーカイブ

カテゴリ別アーカイブ

top
top