ザカタキ! 第3491号 -哲学者-

★2015年7月20日(月)t-3491号★

チャオです〜!
こんばんわ。

レゾンデートル

のミチビッチです。

本日は愛息、

「智朗(ともろう)」

の新しいリハビリプログラムを、
九段下にて聞き入る一日と相成りました。

ファシリテイテッドコミュニケーション

という、10年以上前に日本国内で、
批判にさらされた手法で、愛息との

「コミュニケーション」

をとる事が出来ました。

ひらがなと、はい、いいえ、等の文字が配列されたボードに向かって、

「智朗(ともろう)」

が、

「指を指す文字」

を力加減等の諸条件から、

「介助者が感知」

し、文章を作って行くのですが、いきなり愛息は、

「存在の意義について書かれた絵本が好き」

とかの文章を紡ぎ始めたのであります。

「哲学を勉強したい」

とのことなので、今後は、

「哲学について書かれた本を読み聞かせ」

することになりました。

経験としてのインパクトは強烈で、

「おとうさんなかないでわらってください」

という文章が紡ぎ出される様子を見ていたら、

「更に号泣」

してしまったのですが、個人的には今のところ、

「半信半疑」

というより、

「二信八疑」

ぐらいの割合でかなり当惑しております...。

というのも、介助者がつれあいの

「かずいサン」

に交代した途端、

「文章にならない文字列」

になったわけであり、でも、いずれにしても、

「愛息の意思表示のための一つの手段」

が出来た事は、とても喜ばしいと感じている、
タキペーパーダイレクト店長、
プレドラグ・ミチビッチなのでした。

基本的に異様に知的な人の発現を、
我々は求めていたのではなく、

「息子が一人になってもどうにか暮らして行ける状態」

にしたかったということは、
忘れないようにしたいです。

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*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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