★2013年4月2日(火)t-2652号★
チャオです〜!
こんばんわ。
「遺産」
にはあまりこだわらないミチビッチです。
一部の報道で、
既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、
という動きがあるのです。
で、既報の内容で気付かれた方もいらっしゃるんですが、
「越前和紙が推薦内容に含まれていない!」
ということが、
我々にとってはとっても心外だった次第です。
で、本日、上記の問題意識を胸に
氏のもとに赴き、
何か内部事情的なことをご存知か伺ったんですが、
全くご存知ない様子でしたし、
岩野氏も理由が知りたい様子だったので、
その場で役場に電話したのでございます。
そしたら電話に出てくれた方が、
凄く丁寧な対応をしてくれまして、
「同様の声が少なからず在り、
市も県も担当省庁に既に掛け合ってみた」
ということと、
「世界遺産の推薦内容は我々が抗議したところで覆らない」
ということを教えてくれました。
推薦内容に入らなかった理由としては、
国の無形文化財に相当する紙の漉き方が、
複数の家に共有され、
その地域が希有な紙漉き法で生計を維持する、
保存すべきコミュニティーである、
ということが、
世界遺産の要件になってくるから、
というようなご説明だったと、
理解しております。
なんと申しますか、
言われてみるとそれなりに納得したのですが、
要するに世界遺産というのは、
人類の営みの多様性を、
後世に伝えるための仕組みであって、
話題性をテコに、
商業主義的雰囲気を増長させるためのものではない!
ということなのだろうと感じました。
簡単に説明するのは難しいのですが、
大きくて根源的な矛盾を感じつつ、
取り急ぎこの場は一旦退却!
ということでケツをまくった、
タキペーパーダイレクト店長、
プレドラグ・ミチビッチでございます。
少なくとも言えるのは、
「そもそも世界遺産になることが目標だった訳ではない」
ということだと思っています。
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*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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