ザカタキ! 第4393号 -生き物として-

★2018年1月19日(金)t-4393号★

チャオです〜!
こんばんわ。

「生々しい」

ミチオさんです。

「電車の中で出産」

という報道があって、
お子さんもお母さんも元気ということで、
個人的には、
ご本人達はもちろん、
乗り合わせた乗客の方々にとっても、

「良い出来事」

だったのでは?と感じています。

遅れることができない商談や、
大事な約束に向かっていた人達も、
そりゃあたくさんいるでしょうけど、
それらよりも、

「人間の生き物としての生々しさに触れる」

という経験の方が、
希少性も優先順位も高い気がするからです。

私は田舎育ちなので、
飼っていた鶏が産んだ卵を、
次の日の朝、ごはんにかけて食べたり、
稲作の手伝いを通して、
米粒が種から自分の口に入るまでの過程を、
側で見て来たりしましたけど、
そういう経験が、
今の日本の世の中で、

「不足気味」

であることが、

「社会の不寛容な雰囲気」

と大きく関係しているように思います。

人間だけでなく、
土や水や植物や動物との、

「関係性の中で生きている生き物」

としての実感が、

「衛生面を重視」

するあまり、特に都市部では

「感じにくく」

なっているのでは?
と感じています。

それがひいては、

「自分にも血が流れていることを忘れたかのような意見の続出」

につながっている気がして仕方がない、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)でございます。

社会の成員全てが、
どんなに清潔で道義的に正しく、
約束をきっちり守ったとしても、
果たして円滑に世の中は回るのだろうか?
という視点の復権を待ち望んでます。


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*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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