ザカタキ!〜和紙製造業あるがままメルマガ〜 第631号

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    ザカタキ!
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★2007年 9月20(木)t-0631号★

チャオです〜!
こんにちわ。

「溜まった」

ミチビッチです。

皆様におかれましては
既にご存じだとは思いますが、
弊社は、

「製紙工場」

という性質も持っておりますので、
工場の中で機械的に

「紙漉き」

をしているのであります。

そしてこの機械でやる

「紙漉き」

には

「大量の水」

が必要不可欠でありまして、
また、使った水を

「垂れ流す」

わけにはいかないので、
駐車場5台分ぐらいの大きさの

「水処理施設」

が弊社の敷地内に存在しているのであります。

たとえば、煮物とかをすると

「灰汁(アク)」

が出ますでしょ。
アレと同じような感じで、
紙を漉く時、いろんな

「不純物」

が発生するのです。

「不純物」

の基本的な処理方法は
大きな水槽に工場から排出された水を

「まずは溜める」

のです。

で、しばらく放っておくと比重で、

「不純物」

が下の方に沈んでくるので、
水槽の下層に

「不純物」

が溜まってきたところで
水槽の底からポンプで引き抜いて、
さらにそれを脱水するのです。

その工程を経ると、

「不純物」

「灰色の生乾きの泥」

みたいな状態になりますので、
最終的にはその生乾きの泥を

「和紙組合」

http://www.washi.jp/

のゴミ処理施設に持っていって
燃やすのであります。

ただ、この基本的な流れの中で、
無視できないのが

「こびりつき」

というやつでして、
要するに、水槽をはじめとして、
いろんなところに

「不純物」

がこびりつくのですが、
そのこびりついた場所を足がかりに

「不純物が折り重なるように激しく溜まる」

のであります。

そんなこんなで、ただいま

「水処理施設」

内の水槽を、

「人海戦術」

でクリーンアップ中なのでございます。

「泥遊び」

とかは、一旦やりはじめると
夢中になってしまう性分の
ストアタキペーパー店主
プレドラグ・ミチビッチなのでありました。

「一旦やりはじめる」

までは億劫で仕方ないんですけどねぇ。


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