ザカタキ! 第7264号 -どうして?-

★2025年12月9日(火)t-7264号★

チャオです〜!
おはようございます。

「どうして?どうして?」

ミチオさんです。

「どうして?どうして?」

というフレーズから始まる、

松任谷由実さんのリフレインが叫んでる

は、やはり名曲だと思います。昨日は、

福井大学のグローバル・リーダーシップ・プログラム

の講義に出かけて、愛息、

「智朗(ともろう)」

と一緒に学生さんの前に立って、
弊社の色々な取り組みとか、
私個人の生い立ちや経歴、経験や考え方の変遷とか、

「智朗(ともろう)」

に関することや、養育里親としての活動のことについて、
精一杯、実直に話してきました。

愛息は途中で一旦退出したりもしましたが、
これからの社会を担う若者たちに、
経験から得た教訓を伝えるという意味で、

「愛息は立派な講師の役目を果たした!」

と言えるのでは?と親バカながらに思ってます。

色々な経験から得られた主観を、
正直に感じるままに学生の方々にお伝えしたつもりで、
そうすると学生さんたちも、

「ド直球な質問群」

を色々とぶつけてくれて、

「重い先天性の疾患にも関わらず愛息の出産に踏み切ったのは何故?」

というのが、個人的には最も印象深い質問でした。

ターナー症候群により流産した我々の長女、

「ほのか」

の存在、だとか、

「胎児エコー」

で妻のお腹の中で逞しく活動する愛息の様子が分かったこと、だとか、
最初に心疾患を発見してくれた医療機関では、
手術さえ成功したらその後は割と健康に育つ見込みがある、
と説明されたこととか、

「複合的な理由がある」

とその時は答えました。

その後、改めてその質問について考えを巡らしていたんですけど、
要するに答えは簡単で、

「出産の判断をした時点でその後の成り行きを知らなかったから」

という事に尽きる気がします。

また、さらに付け加えるなら、
その後の成り行きを知った今でも、

「智朗(ともろう)に出会えない自分の人生は嫌!」

なので、仮に時間を巻き戻せたとしても、
同じような判断をすると思いますし、

「やり直せたら愛息の不自由はもう少し軽減できるのかも?」

という見解すら持っています、愛息本人的には、

「勘弁してくれ!」

という感じかも知れませんが…。

色々とストレートな質問に相対した二日間によって、
自分自身ですら気がついていなかった、
自分の中の考え方とか思いについて、
発見したり学んだり出来たし、特に昨日は、

「妻も愛息もその場に居合わせて私の話を聞いていた」

ということが大きかった気がしている、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)でございます。

「体が不自由=不幸」
「遺児、孤児=不幸」

的な大半の人が持つ先入観を少しでも改変できたら嬉しい、
というような気持ちが、
いつの間にか自分の中に芽生えている事に気づきました。

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*無断転載はほめられたことでは無いですが
何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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カテゴリ:ともろう, 会社, 社会

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