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滝家の一員になって3年ほど経過した時分に、和紙の原料として最もポピュラーなを使って何かが出来そうな気がしたので、地元有志のご協力を得まして実家の冨田家の畑にの木を移植しました。

移植した当初は本当に、弱々しい若木といった印象で、根付くかどうかすら危ぶまれましたが、ここにきて、猛烈な根回し力を発揮して、畑の隣の田んぼにも旺盛に根をはろうとして、どうにも手に負えなくなってきてしまったので、最近やむなく撤去した次第です。

は一年で人間の背丈を超えるぐらいの高さに成長しまして、それを刈り取ったとしても、次の年も性懲りも無く背丈を超えるぐらいに成長する激しい生命力を持った木であります。

私の実家の祖母や父母には面倒をかけてしまいましたが、楮の葉っぱを押し花にして乾燥させたものが、丼一杯分ぐらい手元に残してあるので、今後何かしらに役立てたいと思っておりますが、至近距離で匂いを嗅ぐと、

な〜んか鼻につく粗野な香り

がするのでちょっと頭を痛めております。


※参考記事…コウゾ(ウィキペディアへのリンク)

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