ミックス和紙

混ぜるか、
混ぜないか。
それだけの話。

社長の滝 道生(タキ ミチオ)です。
今日も何かと何かが混ざり合っています。

異素材を漉き込んだ和紙を抄造する。

瀧株式会社は、越前和紙の産地で
⻑く下請けの仕事を担ってきました。

価格も価値も、
自分たちで、決めづらい。
その現実の中から生まれたのが、
ミックス和紙

素材も、人も、価値観も。
混ざり合って、一つになる。

それが、いまの瀧株式会社の姿勢です。

越前和紙の伝統をことんと大切に。

日々の変化や工夫は、
あとで見たら歴史になる。

立ち止まると目の眩みそうな、
巨大な越前和紙の歴史の中で
人たちはただひたすら、
乗り越えてゆこうとしてきました。

そのまっすぐな態度こそが伝統を育み、
越前和紙の技術と工程を、
いまへとつないできたのだと思います。

この姿勢は、
一つひとつの注文にお応えする中で、
かたちを変えながら、いまも息づいています。

※「ことんと」は地元の方言で「まるごと」の意

\ マウスオーバーで各素材、エピソードが読めるよ!/

人の関係性ごと混ざってできている。

出雲大社の檜皮
出雲大社の式年遷宮で役目を終えた檜皮葺の屋根材。かつてはお守りに納められてきた素材で、捨てられるものに意味を見出す思想がここにある。
白亜紀の堆積岩
恐竜の化石発掘現場として知られる福井県奥越地方のトンネル工事で掘り出された一億年以上前の岩。化石好きの市職員との縁から譲り受け、粉砕した機械漉き和紙。
越前蟹の殻
冬の福井を代表する越前カニ。温泉旅館や農家の協力で集めた殻を乾燥・粉砕し、薄く色付け。匂いや保存、量の確保など難易度の高い素材。
トウモロコシ
ミックスワシ企画の初期、ポップコーンメーカーからの相談で試作。当時は紙の表情が合わず実現には至らなかったが、その後も試作は続けられている。
ナマハゲの稲藁
男鹿のナマハゲが纏う神聖な藁「ケデ」。作り手が犬を連れ、ハイエースで一人、男鹿から越前まで運んでくださった、土地と信仰を背負った素材。
芝の葉
芝刈りで発生した芝の葉を乾燥・処理し、木材パルプと合わせ、表情あふれる和紙に。公園やゴルフ場で捨てられる葉に、別の可能性を見た試み。
越前水仙の茎
越前水仙の窮状に立ち向かうノカテさんの協力で入手した水仙の茎。乾燥して紙に使える形を探りました。切り口が薬味のネギのようだったのが印象的。
ザンビアのバナナの茎
ザンビアで育ったバナナの茎を原料にした紙。現地で廃棄されていた素材を活かし、日本の技術で仕上げました。フェアトレードの取り組みとして続いている。

時々、妄想がすぎて職⼈たちを困らせます。
でも、その妄想が新しい紙を作るんですよね。

「なんか、やってみない?」

瀧株式会社は、
そこを、あえて引き受ける。

⼩ロットでも、
ややこしくても。
素材も、条件も、関係性も。

抄紙から加⼯まで、
社内で⼀貫して向き合ってきたから。

伝統は、
守るためにあるのではなく、
試すためにあるのかもしれません。

もう少し具体的な話

ミックスワシは、
毎回同じ条件で作られる紙ではありません。
混ぜる素材、量、仕上げ方によって、
表情も、工程も、少しずつ変わります。

そのため、
下記はあくまで目安としての価格です。

お値段と納期の目安

お値段菊判タテ目(636mm×939mm)の大きさの紙、厚さ約180g/㎡を機械漉きに て1,000枚のご注文の場合、単価は一枚あたりおよそ3,500円です。
※異素材の粉砕加工料金は案件ごとに別途お見積させていただきます。
納期出来上がりの和紙の仕様をご相談させていただく中で、柔軟且つなるべく迅速に対応いたします。

上記のお値段と納期はあくまでも目安ですので、ご不明な点がございましたら何でもお気軽にお問い合わせください。

たとえば、ご入用の枚数が500枚ぐらいだったとしても、ご予算の範囲内でいろいろなご提案が可能です。

まずは、
「こんなこと、できる?」
その一言からで構いません。
できることも、できないことも、
一緒に考えていきましょう。

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