ザカタキ! 第5256号 -特異度とは-

★2020年5月31日(日)t-5256号★

チャオです〜!
こんばんは。

「PCR」

でミチオさんです。

ビートたけしのTVタックル

や、

池上彰緊急スペシャル

を見ました。

「医師が必要とする際、速やかにPCR検査がなされるべき」

ということが、

「PCR検査数を増やせば増やすほど良い」

みたいな認識を、
一般市民の不特定多数に定着させかねない気がして、
危機感と戸惑いを覚えました。

神奈川県医師会が出しているPCR検査の特性と限界

という文書があります。

「感度とか特異度」

という耳慣れない言葉が出て来ますが、
ややこしくはあるもののそこまで難しくはない、

「検査結果が事実かどうかの確率の問題」

が丁寧に説明されていて、

1000万人にPCR検査を行えば、1320人もの感染者が見逃されて、市中感染の元になってしまいます。そして、その10倍にあたる9996人の非感染者が感染者と間違って判定され、病院のベッドを占有してしまうことになります。

というようなことが結論として書いてあります。

上記のような情報は、
テレビや新聞ではあまり見かけない気がすることと、
特にワイドショー的な番組では、

「論争を促すような対立的構造に焦点が当たりがち」

であるように感じます。

挙げ句の果てには、

陰性証明なるものを要求する動き

も伝えられております。

「分かっている事実を積み上げ知識や考え方を共有する」

という態度が、
この感染症の被害を最小化するためには必要だと、
個人的には感じます。

「一般市民レベルの共通理解を豊かにする」

という観点が、
今後の成り行きを大きく左右すると感じている、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)なのでした。

「PCR検査の特徴」

についてはもっともっと周知されるべきで、
小中高校の、

「算数や数学の時間」

にも例題として出されまくるべきでしょう。


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何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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