和綴自由帳ってどうなんだ?!

R0011428

チャオです、ミチビッチです。
このたび、お客さまからストアタキペーパーにて販売中の

watoji_bk

和綴自由帳につきまして、

・顔彩や墨などでも使用できるかどうか?
・その際、紙がよれてしまう事があるかどうか?

の2点のお問い合わせを頂きましたので、せっかくなので実物を使って実験しまして、
その模様を写真付きでこの場を借りてお知らせさせていただく次第でございます。

まず、紙がよれてしまうかどうかを確認するために、
かな〜り薄めに、絵手紙用の墨をすりました。

R0011409

↑そいつをたっぷりと筆にしみこませまして、

R0011410

↑「ぼッと〜ん」

とやってみますれば…、

R0011412

↑3枚ぐらいは当たり前のように染み込んでいってしまいました。
この和綴帳に使われております和紙は、にじみ止めを弱めにしか効かせておりません。
なので水分を吸収しやすくなっているのであります。

R0011427

↑これは水墨画用の布製の下敷きですが、このようなちょっと厚めな布を下敷きに使われることをおすすめいたします。

R0011413

そうすれば、多量の墨を付けて書いたとしても、

R0011414

下敷きが墨の侵入をさえぎってくれるので

R0011415

下のページにまで染み込むことはございません。

R0011416

↑顔彩の方も、

R0011417

R0011418

水分をたっぷりと筆になじませまして、

R0011419

↑「ぼッと〜ん」

とやってみました。

R0011420

↑にじみ具合は、墨の場合と大差は無い模様でありました。

R0011429

↑紙の表面も一回筆をこすり付けた程度では、剥けたりはしませんでした。ただ

R0011430

R0011426

↑1時間経過後の状態。

…そしてさらに約20時間放置しましたら

R0011431

↑ご覧の通り、デコボコになってしまいました。

R0011432

↑上に重しをのせて置いておけば、たいして気にはならないかも知れませんが、水分を多量に含ませて毛筆で描画されるのは、あまりおススメできない感じであります…。

もし、お客さまからの御依頼がございましたら、今回のこのような商品テストも鋭意やっていこうと思ってますので、どうかお気軽にお問い合わせ下さい。


ご相談窓口:
ジカタキ(瀧株式会社直売所)所長 滝 道生
お客様奉仕係 滝 かずい

瀧株式会社
〒915-0233 福井県越前市岩本町2-26
TEL : 0778-43-0824 FAX : 0778-43-0042
E-mail : store@takipaper.net

この行程を担当する職人達!

プレドラグ ミチビッチ

Predrag Michivic

Mr. Michivic

国際的なサッカー選手プレドラグ・ミヤトビッチは遠い血縁関係にあたり、星占いをこよなく愛する、夢見がちで妄想癖ないつもひとりでブツクサ言ってる困ったおっさん。TAKIPAPER研究開発企画部門の顧問キャラクター。

カボちん

KABO-chin

TAKIPAPER総合折衝担当見習い助手。どんなにこんがらがった交渉ごとも、彼女が1本電話を入れるだけであっさり解決しちゃう!的なことを夢見て描かれたキャラクター。

top