手漉和紙分野には現在、
・名塩雁皮紙 谷野武信 様
・石州半紙 久保田保一 様
・越前生漉奉書 岩野市兵衛 様
の3人の国指定重要無形文化財保持者がいらっしゃいます。お三方が京都に一同に集結するという噂を聞き付け、喜び勇んで駆け付けたところ…
“紙屋紙800年の再現”
と銘打たれ、和紙の国宝お三方が一同に会すとあって、さぞや華やかな催しなのであろうと思って行ったんですが・・・、
3階小ホール?!?
午前の会場は京都こども文化会館だったんですが、てっきり
大ホール使っても満員札止状態
だと思い込んでたんですが…。
やっぱり紙はマイナー分野なんでしょうかね〜?
特に質疑応答形式の座談会はメチャクチャ中身が濃かった
だけに、ほんともったいない限りです。…というか、
僕もホームページ上で告知しときゃよかったのに…。
今さら気付いても後の祭りですが。
お三方ともご来場の人たちの質問に
真っ向勝負!
で答えてくれました。
水の大切さ
酸性雨が紙漉きに与える影響
書(描)かれたりしてこその紙
作家の方々への姿勢
ロングライフ・長持ちと美の関連性
人間国宝と呼ばれる方々の蓄積された経験と
深遠な見識からなされる、珠玉の発言の数々には
ただただ驚き、うなずくばかりでした。
午後は会場を北野天満宮にうつし、
その昔、紙屋川で漉かれた紙を再現し、
一般の方にも体験してもらうという試みが、
門!
門の近くの絵馬堂で行われました。
黒谷和紙の若手有志の方々が指南役を務めつつ、
かなり盛況でした。
途中で食べた“やきもち”がまた美味でした。
このイベント、是非とも毎年やって欲しいと思うのは僕だけでしょうか?
★こちらは会場などの風景の数々
flickr:3つの和紙の国宝
プレドラグ ミチビッチ
Predrag Michivic
Mr. Michivic
国際的なサッカー選手プレドラグ・ミヤトビッチは遠い血縁関係にあたり、星占いをこよなく愛する、夢見がちで妄想癖ないつもひとりでブツクサ言ってる困ったおっさん。TAKIPAPER研究開発企画部門の顧問キャラクター。
カボちん
KABO-chin
TAKIPAPER総合折衝担当見習い助手。どんなにこんがらがった交渉ごとも、彼女が1本電話を入れるだけであっさり解決しちゃう!的なことを夢見て描かれたキャラクター。