いざ、おみね!

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紙の神様“川上御前”が厳かにまつられ、
地元民から“おみね”と呼ばれる、険しい山道を超えた先にある場所…。


いてもたってもいられなくなったミチビッチ氏が“おみね”に向けて出発進行!


か〜なりおおざっぱな地図。

わが社から約1kmの距離に大滝神社があり、そこからさらに険しい山道を約1kmのぼった所が目的地であります。



大滝神社に向かう道中、唐突に

“鳥居”が…。

そしてその横には、“しゅうさん”があります。





太丸ゴシーック!!!



銀行とかでは“しゅうさん”さま〜っ!って呼ばれるのだろうか…?




この辺の人たちの生活を

ガシッと支える頼もしい存在、

それが“しゅうさん。







あの木がうっそうと生い茂った山の

てっぺんあたりが“おみね”なのでしょうな…。







TAKIPAPER山岳方面警備部局長“リン”さん。

山方面には熊が出没するとの噂なので、

同行を要請するも、

やっぱり面倒見切れなさそう。

単独で“おみね”を目指すことにしまっす。







ということで、まずは大瀧神社へ。







大滝神社正面。

鳥居の両サイドにでっかい銀杏の木が。





厳かな雰囲気の大滝神社・紙祖神岡太神社。



大滝神社、紙祖神岡太神社、二つの名前がありなんかややこしい。

地元民も明確な答えにつまるこの神社の名前のいわれにも

そのうち迫っちゃるぜよ!(なんでだか坂本竜馬的口調…)




で、大滝神社の横を通って、
いざ、おみね(奥の院)へと
歩を進めるわけです。







そりゃあ、舗装なんてされてませんわな。





うっそうと生い茂る緑に囲まれて、



標識の文字色も“みどり”…。




土を丸太でせき止めた階段。

(かなりの急勾配)







この階段が木々の中を延々と続く。







そしてしばらく行くと…、





道のかたわらに、蠅みたいな見たことないような虫が大量にたかってた!



ブ〜〜ン、ブ〜〜ンって…、

この辺でほんとに帰りそうになった…。




野に咲く可憐な花を見て気を取り直し、再度進行。







木漏れ日の中の丸太で出来た“一服スペース”。







石碑が挿してあったり、

(よりアカデミックなレポートはこちら







展望台があったり、

結構、人の手が入っております。







下界を見下ろしてみようかと思ったら

でかい木に邪魔されて見えなかった…。







しばらく行くと鳥居が!!

ゴール間近か!?







文字が色褪せて含蓄のある佇まい…。

と思いきや、







“ふつーに”道が続いてる。







まだまだ階段があったり…、

何だったのださっきの鳥居は??!







尾根づたいの道。

きっと目的地はまだまだ先…。







またも石碑







ふと、陽の当たる場所に出た。







ゼンマイサクラの立て看板が!







立て看板の背後にあるこの木が

“これがゼンマイサクラか〜、へー!”

と思うじゃないですか?普通は、





でも、よく調べてみると立て看板の遥か彼方にある(中央上部やや右寄り)、支柱に支えられた木がゼンマイサクラだったことが判明!



“分かるかよッッ!!”って話ですよ。

…“ふ〜〜ぅっ”(ため息)




そして山道は続く。







ふもとの景色が見え隠れ、

気がつけばこんな高い所まで来ていた…。







それにしても、

緑の中を歩くのは気持ちが良いッス!







またも石碑。







むむっ、遠くの方に…、





立て看板があり、

そこに“奥の院”って書いてあるじゃないですか!



いよいよ、ゴール間近??!




石碑、







だいぶ荒んだ公衆お便所。

よほど切迫した状況の方か、

かな〜り剛胆な方のみが使用されると

思われるわけで〜……、(口調)







巨木、







そしてそして、木々の間から…、







何やら見えてきましたぞ〜!

遂に“奥の院”一帯に

到着しやしたぞ〜!!







ひじり堂というからには、かつては

きっと神聖な場所だったんでしょうけど、…







今や物置きという風情。







色彩感覚豊かなうす汚い手ぬぐいがあって、







杓もちゃんと備え付けられた、







水飲み場。

(この水が飲めるほど

僕はチャレンジャーではないッス。)







合掌…。







むむ〜〜っ、







て、天狗だ〜!







立て看板が二つ。





何やらこむずかし〜ことが書いてあり、



でも、何で二つ神社があるんかね?謎が深まる…。





階段を上がって正面と、







向かって右側に本殿が二つありまして、







おごそか〜な書体、しかもわりと新しい。







とりあえず正面の本殿の

“紙の神様”に“二礼二拍手一拝”。

(後で調べたら紙の神様は右側の本殿に祀ってあるらしいです…。)

右側にはお参りしなかった己の浅はかさを深く憂れう、クっ…。







か〜えろっと。







帰り道の下り坂は思いのほか楽チン。







そして途中で弁当ターイム!

(弁当箱に引っ付いた虫に

やや気分を害されるも…)







コレじゃ、コレ!!

ビールを飲(や)る!

ウメーーっ!!!!

カーっ、やめらんねえ。

(急にべらんめい調)





おにぎりもウメーーっ!!



(中身も梅……。)




大自然の中で、汗を流した後の

“キンキン”に冷えたビール!

そのよろこびに感謝!!

(クーラーボックスの価値も痛感、

ちょっとかさばる感じもなんのその。)



瞬く間に二本完飲!



あ〜〜、うまかった。(合掌)




そして、木々の間から見える
ふもとの風景を眺めながら
明日もふんばろうかと心に誓うのであった…。


この行程を担当する職人達!

プレドラグ ミチビッチ

Predrag Michivic

Mr. Michivic

国際的なサッカー選手プレドラグ・ミヤトビッチは遠い血縁関係にあたり、星占いをこよなく愛する、夢見がちで妄想癖ないつもひとりでブツクサ言ってる困ったおっさん。TAKIPAPER研究開発企画部門の顧問キャラクター。

カボちん

KABO-chin

TAKIPAPER総合折衝担当見習い助手。どんなにこんがらがった交渉ごとも、彼女が1本電話を入れるだけであっさり解決しちゃう!的なことを夢見て描かれたキャラクター。

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