ザカタキ! 第5015号 -ピクピクする-

★2019年10月3日(木)t-5015号★

チャオです〜!
こんばんは。

「強制作動」

からのミチオさんです。

愛息、

「智朗(ともろう)」

が、一瞬

「ピクっ」

となる、

「けいれん発作」

が今日は数回見られました。

生後2ヶ月で行なった心臓の大きな外科手術後、
心停止を経験し、一命は取り留めたものの、

低酸素性虚血性脳症

となった愛息は、その後、

ウェスト症候群

と診断されました。

症状的には、
眼球の動き、咀嚼、呼吸なども含む身体全体の随意動作不自由と、
魚を生きたまま陸に上げた時のような、
体全体が勝手にバタバタと大きく動いてしまう、

「重度のけいれん」

が時折あったわけですが、

「重度のけいれん」

は、

「ACTH療法」

によって一旦は解消しました。

しかし、年齢を重ねるにつれて段々と、

「けいれん発作」

が再び見られるようになって、
入院して投薬治療をしたりしています。

重度のけいれんは脳の正常な発達を妨げると言われていて、
薬剤の種類と量を調整してけいれんを抑制するのが、
一般的な小児神経科の治療方針ではあります。

ただ、強い薬剤を多量に幼児に投与すると、

「脳の働きが不活性になるように思われる」

ので、そういう疑問を医師に確認すると、

「そういった作用も否定はできません…」

とかいう話になり、
薬剤の量や種類の調整は患者さんそれぞれにバラバラなので、
現代医学や日本の医療業界の抱える、
葛藤、矛盾、限界を感じざるを得ないわけであります。

今はもう診てもらっていない福井の小児科の先生に、

「生きてるだけでも立派ですよ!」

というようなことを言われて、当時は、

「治療の成否をはぐらかすような方便」

にしか聞き取れなかったんですけど、

「困難な状況をなるべく愉快に過ごす」

というのは、
逞しく生きる術としては有り得る話だと、
今となっては感じている、
瀧株式会社代表取締役社長、
滝道生(タキミチオ)なのでした。

「楽しみを見つける姿勢」

は自分の経験の中から磨いていくしかないんでしょうね、きっと。


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何かに役立ててもらえると嬉しいのもまた事実です。
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