TDB帝国ニュースに紹介されました。

3月16日付、週刊帝国ニュース北陸版に我が社が紹介されました。(以下本文の転載です)

___

・越前和紙という伝統を胸に21世紀を駆け抜ける

当社は昭和40年創業、越前和紙の製造販売を行う会社である。越前和紙の産地として紙業界では全国的に認知されている福井県越前市岩本町(旧今立町岩本)にある。機械加工(合紙・箔押・抜・封筒・はがき加工)、高級手揉み和紙、スクリーン印刷、手加工全般(金銀振り他)、機械漉き、和紙抄紙を行う。製品は主に賞状用紙、絵手紙・絵はがき、封筒・便箋、その他文具類や美容関連商材などに利用され、アイテム数は1,000を超える。

従来は地元の産地問屋からの指定加工合紙のみを扱っていたが、平成17年の工場新築以降は自社製品開発に注力。越前和紙という伝統と素材をPRするとともに、その技術を既存の商品に取り入れることで文具関連メーカーを中心とした新規顧客を開拓している。紙幣などで使われる透かしの技術を賞状や封筒などに取り入れているほか、「すこやか美顔和紙」は各メディアにも取り上げられた経緯もある。また、加工品製造の一貫体制を構築しており、試作品も即時製造が可能で、「否定の全否定」「出来ない」とは言わ「ない」という社是を実現する。

当社は、日本初のフェアトレード認証を受けたバナナペーパーの開発に関与している。バナナペーパープロジェクトは、貧困に終止符を打ち、地球を保護し、すべての人が平和と豊かさを享受できるようにすることを目指す普遍的な行動を呼びかけているSDGs (持続可能な開発目標) の17目標すべてにつながっているもので、国連の主導的開発機関であるUNDP(国連開発計画)はSDGsの達成を最優先課題のひとつと位置づけている。

バナナペーパーは、毎年破棄されるバナナの茎の繊維を活用し、当社や印刷会社など日本の企業とアフリカのバナナ農家や村の人々とのコラボで生まれ、人、森、野生動物を守る紙である。名刺や包装紙、大学の卒業証書をはじめ幅広い商品に使われ、世界的に展開している。一般的な紙は木が材料となっているが、その消費量は大きく、森林の再生が進まないなかで環境破壊が問題化している。

一方、バナナペーパーは廃棄物を活用し、その材料供給は継続的で、雇用を創出することができている。この活動については滝社長も自らアフリカのザンビアを訪れ、バナナペーパー製造の指導を行い、手応えを感じているようだ。

当社は、かなり突出して前のめりに、SDGsに取り組んでいる。越前和紙という伝統技術を活かしながら世界的な視点で活動するこの行動力は、今後の当社の礎になると思う。

___

ご紹介ありがとうございました!

この行程を担当する職人達!

プレドラグ ミチビッチ

Predrag Michivic

Mr. Michivic

国際的なサッカー選手プレドラグ・ミヤトビッチは遠い血縁関係にあたり、星占いをこよなく愛する、夢見がちで妄想癖ないつもひとりでブツクサ言ってる困ったおっさん。TAKIPAPER研究開発企画部門の顧問キャラクター。

カボちん

KABO-chin

TAKIPAPER総合折衝担当見習い助手。どんなにこんがらがった交渉ごとも、彼女が1本電話を入れるだけであっさり解決しちゃう!的なことを夢見て描かれたキャラクター。

top