momi sunny and rainy envelopes(いわゆる封筒)

TAKIPAPERオリジナルプロダクト1発目!
越前和紙古来の“もみ紙”とミチビッチ氏のひらめきが接近遭遇。

もみ紙が危ない!

もみ紙ってすごく良いと思うんですよね〜、
なんか“あったか〜い”感じがするんです。


何より現場というか過程が凄い。
だって、水ぶっかけたり、クシャクシャにしたりして出来るんですよ、この紙。

私は着任以来、相当な種類の紙を見たり触れたりしてきたわけなんですが、その中でも確信を持ってるのが、“もみはイイ”ということです。

ところが、世の中的にはどうもそうでもないらしい…。

この前、うちの“もみ師”、佐々木菖蒲両ペアのとこへお邪魔してしゃぺってたら「昔と違って今はヒマな時はほんっとにヒマなんやわ〜」とか、「なんべんか“もみやりたいんですけど…”的な人がやって来て教えたこともあったけど、出来んし、続かんのや」てなことも言ってたし…。

その場では「そうなんスか〜…」と言いつつも、心の中では「ワシがなんとかしちゃる!」と熱くなったりもしてました。

よくよく考えたら佐々木・菖蒲両ペアとも壮年〜熟年の域にさしかかってたりもして、このもみ紙にまつわる総合的な“先細り感”、とっとと手を打たないことには、本当にうちだけでなく、ここらのもみ紙は危ないと思ってるわけです。

…というわけで、なかば勝手に盛り上がってるだけじゃね〜か!という空気を感じつつ“もみ紙の再興そして最高!”を目指すものであります!

逆立ちして妙案を練る。


ひらめいたー!!

ボーダー的な…

おれワードローブ公開。


わたくし、結構ボーダーというかストライプ的なものが好きみたいです…。それがとっかかりになってひらめきやした!

もみ紙ってまさに“色々な色”があるわけでして、それを綺麗に並べたら感じがよろしいのではないかと…、

こんなふう。


これをsunnyトーン(晴れの色目)、rainyトーン(雨の色目)で分けてそれぞれ並べたらさらに感じが出てくるのではないかと…、

ってなってくると…、アイデアが色々降りてきましたよ−!

製品は封筒にしよう!色がついてるだけでも特徴的ではあるけれど、ここはもひとつ特徴的に“マチ”付きの封筒にしよう!ってなあんばい。

というわけで奮って作業開始!

おれ愛機公開。(eMac2002年後期型)


こないだパソコンの使いこなしについてとある重要人物にたしなめられた…。
「もっとさぁ、ちゃんとやりましょうよ〜」ってな具合。
その場は巨大なプライドが邪魔して言えなかったですが、
もう、ぼくぁ、正直、現レベルで“いっぱいいっぱいです!”

電脳分野の奥深さってホント底なしですよねぇ…。

ちなみにRUB!っていうのは“こすりつけろ!”って意味です。
もみの作業現場を見て思いついた言葉なんでして、
特に“ヒワイ”な意味合いは微塵も含んでおりません。
あしからず。

それはさておき抜き型を作成。


もみ紙を抜いたところ。


立体化とサンドイッチとパンの耳

包装はコート紙で。(紙の、紙による…、の精神。)


それにしても今さらながらではあるんですが…、
紙ってスゴい!
このぺロ〜ンとした平面の紙がですよ…、

こんな具合に立体になるわけで。
チョチョっと折り曲げたり、引っ掛けたりしただけで、のり付けもしてないのにカッチリと箱のカタチをとどめてるんですよ!


これって改めて考えると、驚くべきことなんじゃないかと ぼくなんかは思ってしまうわけです。

そして封筒を並べてみた。 いい味が出てきてるんでないっスか!?


ところで勘の鋭い皆さんはきっと “色の濃いめの封筒に宛名を書きたかったら、 一体どうしたらいいんじゃい?!” と思ってらっしゃることと思いますが…、

たとえばサンドイッチを考えたとき、 オーガニック風演出を目指さない、 ごくごく一般的なサンドイッチなんかだと パンの耳って当たり前に捨てられるじゃないですか?

わが社にもそんなパンの耳的な あつかいをされてる紙がわりとありまして、 しかもパンの耳って、 使いようによっちゃあその歯触り感ゆえ パン本体よりも重宝する場合があるわけで、 うちの紙なんかも…

こういう繊維質でちょっとはしっこが毛羽だったりした 薄手の便せん的なやつを


手でちぎったりして、スティックのりなどで 封筒にペタッと貼りますと…、


あ〜らいい感じ!


仕上がりの不揃いさが、かえって 独特の味わいをかもしだして なんかとっても良さげじゃないですか。

なので宛名とかを書く用には これ系統の紙をつけちゃおうっと。 (あくまで封筒との相乗効果に主点を置いた便せん風の紙ですので、 一つ一つの製品に付属する宛名用の紙の形状はマチマチであることを ご理解下さい。)

封筒の箱の背面のポケットに 宛名用の紙を折り畳んで入れときます。


…というわけで…、

完成!!!!!

ジャビジャビジョビジョビジャーン!!

そんなこんなでTAKIPAPERオリジナルプロダクト第一弾、 momi sunny and rainy envelopes モミサニーアンドレイニーエンベロープス (早いはなしが封筒) 完成でーす!!!!!

あとは来るべき出荷の日を待つのみ…。

商品詳細1 | 商品詳細2

(出荷を控える封筒画像)

♪♪♪♪…♪(サンダーバード風BGM)
整然と重ねられ梱包を待つ水色封筒。


夕日とmomi sunny envelopes。


この色調がまたオツなたたずまい…。


結論!もみ紙はヨイ!これに尽きます!


商品詳細1 | 商品詳細2

この行程を担当する職人達!

プレドラグ ミチビッチ

Predrag Michivic

Mr. Michivic

国際的なサッカー選手プレドラグ・ミヤトビッチは遠い血縁関係にあたり、星占いをこよなく愛する、夢見がちで妄想癖ないつもひとりでブツクサ言ってる困ったおっさん。TAKIPAPER研究開発企画部門の顧問キャラクター。

カボちん

KABO-chin

TAKIPAPER総合折衝担当見習い助手。どんなにこんがらがった交渉ごとも、彼女が1本電話を入れるだけであっさり解決しちゃう!的なことを夢見て描かれたキャラクター。

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