た紀行

ぶくろ・bukuro

「より多くの人がいろんな場面でいろんな用途に気軽に使える紙製品」を目指して
結構なんでも入る、ちょっと変わった「和紙で出来たふくろ」を作りました。

苦闘…。

いきおいよく始動したこの大商品開発計画なんですが…、
私の“たかぶり”とは相反して周囲の反応はすこぶる冷ややか、自信作のはずの「ふうとう」も出ない、出ない。
これもひとえに私の力量不足のせいでありましょう。

もみ紙ばかりでなく、いろんな和紙は実際に見たり触れたりしてさえいただければ、きっとかなり多くの人に「いいもんだぁ」と思ってもらえるはずなんです。
「今まで和紙なんて眼中になかった」という人にさえ「おっ!?」と感じていただける、それだけのパワーが和紙にはあると思うんです。

でも、その「和紙の良さ」を商品のカタチにいまいち落とし込めていない、と同時に、うまいことその良さをお伝え出来ていないのでは…?、というのが現在の状況から導き出される私なりの分析です。

現実は甘くはないのであります。その一方で「紙はいいもんだぁ」ということも確かな事実であると信じたいわけです。
「紙の良さをなるだけ多くの人に上手に伝えることによって、自分も含めて周りのみんなが少しでも明るくなるように。」という当初の方針は、ちょっとやそっとじゃ曲げたくはありません!

こりない。めげない。

打たれても、打たれても、倒されても、倒されても、ふらふらになりながら立ち上がってくる「あしたのジョー」みたいに私はなりたい。

というわけで、性別を問わず幅広い年齢層によろこばれ、なおかついろんな使い方ができる商品の開発が急務であると思われるのです。

はっちゃけ〜、はっちゃけ〜、…。

長考……。

ふくろ?

確信はまったく無いんですが、ひらめきました…。
「ふくろか、な?!…」と。

手っ取り早く使える、いろんなことに使える、
いろんな人が使える、いろんな場所で使える、
気軽に使える、などなど。
これらの「使える」要素を満たしつつ紙であるということは、
「わりかしなんでも入れられる紙のふくろ」かな?と思ったわけです。

“和紙の持つ「和」の味わいを残しつつ、なんか今までになく新鮮”
的な空気をかもし出す「ふくろ」ってなかなか良くはございませんか?

そして商品名は、ありそうでなかった「ふくろ」ということで、
「ぶくろ」にしたい!
と思ったんです!

池袋(いけぶくろ)とか、ゴミ袋(ぶくろ)とか、玉袋(た◯ぶくろ[自主規制])とか…。
この「ぶくろ」っていう響き、ニュアンスって、
文字であれ言葉であれ、なんだか妙に独特で、しかもほのかに
「ププッ」と笑いを誘う感じがしませんか?

ちょっとためしに小声でも結構なので実際に「ぶくろ」と言ってみてください。
「ぶ・く・ろ・!」
なんか笑いますよね?

いろんな言葉とくっついて「〜ぶくろ」と立派に単語として成立しながらさりとて「〜」の部分がなくても微妙にその意味を含みつつ、ちょっと微笑ましい。
独特の余韻があり、なおかつ妙な魅力のあることば「ぶくろ」。
これって今回私が開発を目指す商品像そのものであると思えてならないのです。

そんなわけで商品名は「ぶくろ」!
「ぶくろ」という名前ありきで作業を始めたんです。

「ぶくろ」の「ぶくろ」たる由縁

「ぶくろ」は「今までにありそうでなかったふくろ」を目指しています。
では一体「ぶくろ」のどこが今までありそうでなかったポイントなのか?
ご紹介します。

由縁1.外観が和紙である。

和紙のかみぶくろってあまり見かけないですよね?
和紙特有の「和」の味わいを最大限活かそうと、
「一目で和紙と分かる」つくりにしました。

たとえ和紙で出来てると見抜かれなくても
「何だあのかみぶくろは?!」と周囲の方に
軽い衝撃を与えることだけはうけあいです。

由縁2.いろんなものが入れられる。

よくテレビドラマなどで夕暮れ時に、
パチンコの景品をクラフト紙(茶色い紙)の紙袋の中に
ずっしり詰め込んで家に帰ってくる人とか、
そういう場面があるじゃないですか?

ああいう使われ方に淡い憧れを抱きつつ さらにプラスアルファを「ぶくろ」は狙いました。

通常、製品をつつむ時に使われるラミネート加工を施したクラフト紙(既製品)と和紙を貼り合わせ

「ぶくろ」内部の耐水力を高めました。
試しに「キンキンに冷えたビール」を「ぶくろ」の中に入れ
しばらく観察してみました。

ちょっと奮発してエ◯スビールも入れちゃった…、

1時間後…、

ビール缶にじんわり水滴がまとわりついております。
「ぶくろ」内部は(意外にも)平静を保っております。

そこで調子に乗って保冷材を投入!

どうなることやら…、

そしてふたたび1時間後…、

意外な展開! 保冷材に接触していた部分の「ぶくろ」の外側に水滴が出来ています。

冷え冷えビールと保冷材のあった「ぶくろ」の底付近は
やや「ふやけた」感じになっております。

「ぶくろ」の底のあて紙(強度を保つためのボール紙) にも水滴の痕が…、

しか−し! 水滴をふき取ってしばらく乾かしておくだけで…、

すっかりほとんど元通りになりました!
あて紙の水滴の痕も全くと言っていいほどわかりません。

というわけで結論!
“小1時間ぐらいだったら冷え冷えの物体を入れておいても その後水分を拭き取るだけで「ぶくろ」は平気である。”
です。

由縁3.取っ手がやばい。

「ぶくろ」には取っ手用の穴が4つ開いていてその時のご気分にあわせて色々な持ち方が出来ます。
がしかし「ぶくろ」には、「それだけはやめておいた方がいい」持ち方が存在します。それがこれ。

取っ手の一番上の部分がとても破れやすくなってしまいます。よほど軽い物を持ち運ぶ時以外はこの持ち方は避けてください。

そして私が強くオススメする持ち方がこれです。

なんか新鮮。 そして実際この持ち方をしてみると驚くほど「手にしっくりと」きます。ぜひともお試しください。
(この持ち方ですと総重量約500gまで安心して持ち運べます。)

もっと重い物を「ぶくろ」に入れた時は、 「ぶくろ」を折り曲げて取っ手を二重にします。 こんな感じ。

(この持ち方ですと総重量約800gまで「ぶくろ」は持ちこたえます。)

もっといろんな物をどっさり詰め込んで 総重量○kg単位でお持ち運びされる時は、やはり 私の「憧れの」パチンコ屋帰りスタイル

こちらを推奨します。

由縁4.ステッチとそして…、

「ぶくろ」全体の強度を確保するため四隅を縫い上げました。

ステッチがまた独特の雰囲気をもり立てております。

また(ちょっとせつなくもあるのですが)「ぶくろ」は「燃えるゴミ」としてそのまま丸ごと捨てることが出来ます。

そんなわけで、この際「1個と言わず2個、3個」!
周辺の人たちから「何じゃそれっ?!」と言われること間違いなしのこの和紙のふくろ
「ぶくろ」をぜひお買い求め下さい。

商品詳細ページへ
(大きさやカラーバリエーションがのってます。)

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